【銀魂2】観に行ったよ!【ネタバレなし】
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公開から10日近く経ちましたが、「銀魂2」数日前に観に行ってきましたよ。
今回は、銀魂はちょっとしか知らない友達と、銀魂はずっと観ているその友達のお子さまも一緒。めっちゃ銀魂話で盛り上がれるかと思ったら、そうでもなかった。
「だって、観てたの幼稚園の時だもん」って言われて、おばさん撃沈。
そうか、私の数年前は、あんたにとっちゃ遠い昔だよなぁ…。
と、出だし、少しテンション下がり気味で、シネマへイン!
本編の感想をネタバレしない程度に書いていきますが、映画の感想というよりは、銀魂好きが書いているので、ほぼ原作アニメと比べて書いていることをご了承ください。
笑い屋みたいな人たちがいる客席
客席は割と年齢層は若めで、一気に平均年齢あげてるグループになっちまってましたが、そんなことは気にしない。
今回は笑いどころも無理がなく、前半は客席はずっと笑い声が響いてましたね。
笑い声が響きすぎて「あんた達、笑いすぎじゃね?そこまで笑う?笑い屋のおばさんか?」と思いましたが、チラ見すると”箸が転んでも笑っちゃう年頃の娘さん達”でした。
おばさん、ひねくれててごめんなさい。
前作より、原作からハズレるところが銀魂らしくなった
前回の「銀魂」は、福田雄一監督が、やはりコミック・アニメファンに考慮した上で、遠慮もしちゃってた仕上がりで「原作を意識せずに福田色が出た方が、きっと銀魂っぽくなる気がする」という印象だったのですが、今回はいい感じでミックス出来ていたのでは無いでしょうか。
やっぱ、佐藤二朗さんとムロツヨシさんのシーンの破壊力はハンパないです。
今回は十分に時間を使っているので、しっかり笑わせていただきました。
(で、この↑クッションなんじゃこりゃ)
全体的には、いろんな意味でスケールアップしておりました。
(定春は出ておらず、残念)
俳優さん達も、小慣れてきた感じ。
小栗くんと橋本環奈ちゃんは相変わらず、コントは下手だなぁって思って観ておりましたが…その辺りは、ビジュアルで補えていると思っています(笑)
インタビューなどで、小栗くん達が「万事屋が脇役」と言ってましたが、その方が銀魂らしいし、登場人物も増えているので、より”らしくなってきた”印象。
それぞれの俳優さんも、キャラに馴染んできたようで、特に沖田総悟役の吉沢亮くんが、前回よりも沖田になっていましたね。馴染んでくれてありがとう。
(いやいや、この↑クッションなんじゃこりゃ)
前にも書いてましたが、「岡田将生くんの桂小太郎はそのままで馴染むはず」の読み通り、今回のボケ役はしっくりきていました。
追加キャスティングについて
「銀魂2」の追加キャスティングで、三浦春馬くん、勝地涼くんと夏菜ちゃんが出てた時は、正直「えー!!無しだろ!?」と思ってましたが、本編を観ている最中に
「夏菜ちゃん、ごめんなさい」と心の中ですぐに謝りました。
スタイルがもうさっちゃん!振り切り方もお見事で拍手ものでした!
あれだけしか出ていないのに、あんなシーンで本当に良かったのか?とちょっと心配しちゃうくらいでしたが、好演でした!光ってました!(私の中では)
(これ↑公式のクッションなの?)
勝地くんに関しても、「宮藤官九郎さんのオールナイトニッポン」に出てたイメージだったので「ちょっと、将ちゃんじゃないわ」と思ってましたが、全然、違和感なく観れました。
将軍ネタは面白いのが多いから、とりあえず「フル●ン」が様になる演技をしていただければ、私は満足でしたが、勝地くん、バッチリでした。ありがとう「フル●ン」!
そして、客席の笑いがピークが床屋のシーン。あの再現の仕方は良かった!
知ってても笑った!
応援上映があるなら、ぜひ一緒に「将軍かよォォォォォォ!」って叫びたいところでございます。
個人的に驚いたのは三浦春馬くん
鴨太郎役なんてハマるのかと不安でしたが、
「なんと、私の知ってる春馬くんじゃないじゃな〜い!」
爽やかな可愛い顔した好青年だと思ってましたが
なんだかすっかり大人の俳優さんになってビックリでございました。
いつの間にか発声とかも変わって、喉チ●コ、めっちゃ低めの位置でゴリゴリ動いていました。(低音で話しているという意味)
一番、しっかりキャラクターを演じてたんじゃないだろうか。もちろんギャグがないキャラなので当たり前なんだけど。
私が最近の春馬くんを存じ上げなかっただけかもしれませんが、しっかり俳優さんとして成長してるんだなぁと、ど素人のイチ視聴者の思い込みを反省。そりゃ、私も老けるはずである。
最初の印象に反して、御三方とも、満足させていただけました。ありがとう。
今回、お気に入りだったのがアクションシーン
格段に面白くなっていました。
カメラ割りとかも上手い撮り方で、ちょっと感激さえ覚えましたよ。映画館で観るの推奨ですが。
「銀魂でこんなCGいるか?」とも思ったけど、映画館で観るなら超楽しい娯楽シーンでございました。
こういう撮り方、スパイダーマン2だったか3だったか辺りから?
アクションシーンの立ち回りとか、間の取り方とかやっぱり難しいんだろうなと、他の映画でも期待せずそこそこで観ているのですが、今回のはめっちゃ面白く観れました。
映像技術に感動してしまい、思わず「おぉ〜!」と声あげちゃいましたよ。
神楽ちゃんもめっちゃ強そうに見えたし、真選組もさすがの腕っぷしに見えました!
それだけで嬉しい!みんな強くなくっちゃ嫌なのですよ!
河上万斉役の窪田正孝くんや松平片栗虎役の堤真一さんは、言わずもがなの安定。かっこいい!
お登勢さんは(キムラ緑子さん)、ちょろっと出てるだけだったので、次回があるなら、ぜひキャサリンとたまを引き連れて登場していただきたいですね。
そう言えば、キャバクラの入り口のシーンで「阿音さんへ」(定春の元の飼い主の巫女姉妹の姉)のお花が飾ってあってニヤっとしてしまった。銀魂愛でしょうか。
銀魂知らない人にも、前作はあくまでも序章的(人間相関図的に)に観てもらって、今回の「銀魂2」からが本編って感じで観て欲しい作品ではあります。
ネタバレしたくないですが、本編の最初と最後は、相変わらずのパロディ感。
福田監督、ぜひ、また続編お願いします。